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全国燗酒コンテスト2026で四季桜が4部門金賞|燗にしておいしい日本酒の選び方

2026年8月18日に結果が発表された「全国燗酒コンテスト2026」で、四季桜は4つの部門で金賞をいただきました。燗にしておいしい日本酒を、湯煎で温度をそろえたうえでブラインド審査する、燗酒に特化したコンテストです。この記事では、コンテストの仕組みと四季桜の受賞内容、そして秋から冬にかけて燗酒を選ぶときの考え方をまとめます。

全国燗酒コンテストとは

全国燗酒コンテスト(KAN SAKE AWARD)は、株式会社酒文化研究所が主催する、燗にしてこそおいしい日本酒を評価するコンテストです。食中酒としての日本酒の価値と、温度によって風味が変わる楽しさを広めることを目的としています。

2026年の審査は8月4日に東京・墨田区のすみだ産業会館サンライズホールで行われました。出品は227社・971点で、審査員は54名です。出品酒は湯煎で審査温度にそろえられ、ブラインドで5段階評価されます。入賞の基準は、上位30%が金賞、最上位5%が最高金賞です。つまり金賞は、出品酒の上位3割に入った酒に贈られる賞ということになります。結果の発表は8月18日でした。(出典:酒文化研究所の公式情報、SAKE Times、2026年8月時点)

四季桜が金賞を受賞した4部門

蔵からの発表(shikisakura.co.jp、2026年8月18日掲載)に基づく受賞内容は次のとおりです。

部門 受賞した酒 賞 審査温度(大会規定)
お値打ちぬる燗部門 四季桜 黄ぶな 金賞 42〜45℃
お値打ち熱燗部門 四季桜 金賞 50〜55℃
極上お値打ちぬる燗部門 四季桜 純米大吟醸 今井昌平 金賞 42〜45℃
極上お値打ち熱燗部門 四季桜 純米吟醸 ARUSHIROI 金賞 50〜55℃

「お値打ち」の部門は720mlで1,350円以下、「極上お値打ち」の部門は720mlで1,351〜3,000円の価格帯の酒が対象です(大会規定、2026年8月時点)。日常の晩酌向けの価格帯から、少し良い酒を選びたい価格帯まで、幅広い層で燗の評価をいただけたことになります。

四季桜 純米大吟醸 今井昌平

ぬる燗と熱燗は何が違うのか

このコンテストでは、ぬる燗は42〜45℃、熱燗は50〜55℃に審査温度が決められています。同じ酒でも温度が違えば、香りの立ち方、甘みや酸味の感じ方、後味の印象が変わります。部門が温度別に分かれているのは、そのためです。

一般に、ぬる燗は香りが穏やかに開き、米の甘みや旨みがやわらかく感じられやすい温度帯です。熱燗は輪郭がはっきりして、キレのある印象になりやすいといわれます。どちらが優れているということはなく、合わせる料理と、その日の気分で選ぶものです。

ご家庭で燗をつけるときの目安

特別な道具は必要ありません。徳利やお猪口に似た耐熱の容器に酒を入れ、お湯を張った鍋で湯煎にします。ぬる燗は、手に持ったときに「ぬるい」と感じる程度が目安で、温度計があれば42〜45℃を狙えます。熱燗は50〜55℃で、徳利の口元から湯気が立つくらいです。温めすぎると香りが飛んでしまうため、最初は低めの温度から試すのがおすすめです。

燗にして味わう酒の選び方

燗酒には、冷やして飲むときとは違う選び方があります。次の表は、一般的な目安です。

こんな方に 考え方 今回の受賞酒での例
まず燗を試してみたい 手に取りやすい価格帯の酒で、ぬる燗から始める 四季桜 黄ぶな(お値打ちぬる燗部門)
鍋や煮物に合わせたい しっかりした温度帯の熱燗で、料理の味を受け止める 四季桜
少し良い酒を燗で楽しみたい 純米大吟醸など、香りのある酒をぬる燗にしてみる 四季桜 純米大吟醸 今井昌平
旨みのある酒で食事をしたい 純米吟醸の旨みを熱燗で引き出す 四季桜 純米吟醸 ARUSHIROI

四季桜は、冷やしておいしいお酒としても多くの賞をいただいてきました。燗でも評価された今回の結果は、一本の酒に季節ごとの楽しみ方があることを示してくれたと考えています。2026年のそのほかの受賞については、2026年の受賞をまとめた記事でご紹介しています。

四季桜 純米吟醸 ARUSHIROI

料理との合わせ方

燗酒は食中酒として真価を発揮するといわれます。料理との相性の考え方は、食中酒としての日本酒の楽しみ方の記事でも触れています。寒い時期は、煮物、鍋、焼き魚など、温かい料理に温かい酒を合わせると、食卓の温度がそろって落ち着きます。普段の晩酌で一杯だけ燗にしてみる、という始め方でも十分です。

また、燗にするお酒の種類についても、特別純米酒とは何かを知っておくと選びやすくなります。純米系の酒は、米の旨みがあるため燗映えしやすいとされます。

価格帯で見る燗酒コンテストの面白さ

このコンテストの特徴は、部門が酒の種類ではなく、価格帯と燗の温度で分かれていることです。「お値打ち」「極上お値打ち」「プレミアム」と段階があり、毎日の食卓に置ける価格の酒が、燗でどれだけ満足できるかを評価する仕組みになっています。高い酒が有利になるわけではなく、その価格帯で燗にしたときの出来が問われます。

そのため、今回の結果は「冷やしておいしい酒が燗でも通用した」というよりも、「その値段の範囲で、燗に向いた設計になっている」ことの確認として受け止めています。純米大吟醸の今井昌平と純米吟醸のARUSHIROIは、造りの違う酒が、それぞれ別の温度帯で評価されました。

燗をつけるときの注意点

燗は湯煎が基本です。電子レンジでも温められますが、加熱にムラが出やすいため、軽く混ぜて温度を確かめながら少しずつ温めてください。容器は耐熱のものを使い、やけどに注意します。また、一度燗にした酒を再び冷やして保存すると風味が落ちやすいため、飲み切れる量だけを温めるのがおすすめです。

燗にする酒は、開栓してから時間が経っていないほうが香りを楽しめます。開栓後の保存は、冷暗所または冷蔵庫に立てて置き、できるだけ早めに飲み切ってください。

遠くの方へ贈るときに

燗酒は、寒い季節に離れて暮らす家族や、日本酒を好きな方への贈り物としても選ばれます。金賞を受賞した酒は、贈る理由を一言添えやすいという良さがあります。ただし、お酒は好みが分かれるため、相手の飲み方(冷やか、燗か)が分かる場合は、それに合わせて選ぶのがいちばんです。送料や配送のご案内は購入ガイドをご覧ください。

四季桜の銘柄を見る

今回の受賞酒を含む四季桜の全銘柄は、銘柄一覧でご紹介しています。価格や在庫は変わることがあるため、ご購入の前にオンラインストアの各商品ページでご確認ください。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

 

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